【果物で美肌】キレイには果物の栄養素が効果的

美容

仕事や家事・育児で忙しいあなた。「最近肌にハリがなくなってきた」「肌のくすみが気になる」なんて悩みはありませんか?高い化粧品に頼るのもいいですが、美肌のために良い果物を食事に取り入れてみませんか?「毎日簡単に」が一番です。

美容のために良い栄養素とは?

たんぱく質:肌にハリとツヤを与えます。
ビタミンA:皮膚や目の粘膜を健康に保ち、抵抗力を強めます。
ビタミンC:美肌づくりに欠かせない栄養素で、コラーゲンの合成をサポートします。
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6:皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンE:抗酸化作用によって、しわやたるみに対処します。

果物で摂取できる栄養素はビタミンA(βカロテン)とビタミンC

美肌作りに役立つ栄養素は、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCや、肌を乾燥から守るビタミンA(βカロテン)です。

ビタミンA

ビタミンAは皮膚や粘膜の代謝を正常に保ち、免疫機能を高めてくれます。さらに病気や老化の原因となる活性酸素を高い抗酸化作用で除去するアンチエイジングに効果があります。
ビタミンAが不足すると免疫機能の低下などが起こる可能性があります。
βカロテンとはビタミンAの一種で主に赤色や黄色の色素成分のことです。

<ビタミンAが摂れるおすすめの果物>

メロン(赤肉種)      3600mcg
みかん           190mcg
すいか           830mcg
グレープフルーツ(ルビー) 400mcg
干しプルーン         450mcg 
…など

ビタミンC 

ビタミンCは肌のコラーゲン産生に欠かせない存在です。 コラーゲンは、皮膚の弾力やハリに関わるタンパク質。加齢とともにコラーゲンの量が減り、皮膚の構造を支える力が弱くなり、シワやたるみが生じてしまいます。

<ビタミンCが摂れるおすすめの果物>

キウイフルーツ(黄肉腫)140㎎
キウイフルーツ(緑肉腫)71㎎
柿           70㎎
いちご         62㎎
オレンジ/ネーブル   60㎎
レモン          50㎎
はっさく        40㎎
グレープフルーツ 36㎎ …など

出典:日本食品標準成分表2020年版(可食部100g中)

美肌のためには他の栄養素も大事!!

タンパク質

タンパク質は肌のうるおいの源であるコラーゲンに必要です。タンパク質が足りないと、肌だけでなく、髪のコシも失われます。

ナイアシン

ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

パントテン酸

パントテン酸は水溶性ビタミンの一種で、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。「どこにでも存在する酸」という意味を持ち、実際にさまざまな食品に含まれていることが特徴です。

ビオチン

ビオチンは体内で生合成できない水溶性ビタミンの一種で、皮膚や粘膜の健康維持を助ける必須栄養素とされています。

ビタミンB

たとえばビタミンB1は炭水化物からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助け、疲労回復や代謝アップにも関係しています。ビタミンB2は糖質の代謝を促し、健康的な皮膚や髪を作ります。またビタミンB6はタンパク質の代謝を促進し、新陳代謝を促す役割を果たします。

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できます。不足すると肌のたるみ・シミやシワができやすくなってしまいます。

果物の効果的な取り方

果物は生のままでも手軽に食べやすいのが特徴で、最近注目されている酵素も多く含まれています。

果物はおやつや食後のデザートとして食べる機会が多いですね。しかし、果物の栄養をしっかり摂取するには食べる時間帯が大切です。
ほかの食材に比べ水分が多く消化が早いので、空腹時や朝いちばんに食べるのがオススメ

空腹な状態で食べれば30~40分ほどでエネルギーに変わり、栄養分もしっかり身体に吸収できます。食後のデザートとして食べると、食事の消化の方に時間が掛かり体内で順番待ちの状態になります。そして、消化されないまま食材が腸内に留まると悪玉菌の餌となり、腐敗が進んで毒性のあるガスが発生してしまうこともあります。

ただしレモンやオレンジなどの柑橘系にはソラレンという紫外線の吸収を高める作用がある成分が含まれているので、これらは朝以外に食べましょう。
また、柑橘系の果物にはビタミンCが多く含まれているので、夜食べれば眠っている間にコラーゲン生成を促す効果があるのでおすすめです。 せっかく美味しくて嬉しい効果が満載の果物、効果的な食べ方を覚えて美肌を手に入れましょう。

お手軽にとるにはドライフルーツがおすすめ

ビタミン摂取を目的にするのであれば、生の果物を食べることが一番ですが、用意することが難しい時もありますね。そんな時はドライフルーツがおすすめです。

果物をドライする過程で、ビタミンの量は生の果物を食べるよりも減ってしまいますが、お手軽に常備することができます。また、普段なかなか口にしないような果物でも、ドライフルーツだと手軽に食べることができます。
ドライフルーツはヨーグルトと一緒に食べることが多いと思いますので、ヨーグルトは砂糖不使用、低脂質のものを選ぶようにしましょう。
その場合のポイントは、しっかり時間を置いてから食べることです。 ヨーグルトの水分をドライフルーツが吸うことにより、とても美味しくいただけます。

まとめ

美容や美肌を作る栄養素、特にビタミンについてご紹介してきました。しかしビタミンだけを摂れば良いということではなく、日々の食事をバランスよくとることも大切です。

おいしい果物も効果を知って食べると美容への意識が高まりますね。 美味しく食べて美肌効果を狙いましょう。

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